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Excelでドロップダウンリスト(プルダウン)を作る方法|項目を後から増やせる作り方も
経費の科目や支払方法のように、決まった言葉を毎回入力する列にはドロップダウンリスト(プルダウン)が便利です。入力が速くなるだけでなく、「通信費」と「通信料」のような表記ゆれを防げるので、あとで集計するときにも役立ちます。
この記事では、ドロップダウンリストの作り方を2つ紹介します。
方法1:項目を直接入力する(項目が少ないとき)
支払方法のように、項目が少なく、あまり変わらないものに向いています。
- リストを付けたいセル範囲を選びます(例:B2〜B11)。
- 「データ」タブ →「データの入力規則」を開きます。
- 「入力値の種類」で「リスト」を選びます。
- 「元の値」に、項目を半角のカンマで区切って入力します。
現金,クレジットカード,銀行振込
- 「OK」を押すと、セルの右に ▼ が出て選べるようになります。
⚠️ 区切りは半角の「,」です。全角の「、」や「,」で区切ると、全体が1つの項目として扱われます。
方法2:別シートの一覧から選ぶ(項目が多い・増えるとき)
経費の科目や取引先のように、項目が多いものや、あとから増えるものに向いています。
1. 一覧を作る
別のシート(例:「リスト」シート)のA列に、項目を縦に並べます。
| A |
|---|
| 科目 |
| 通信費 |
| 消耗品費 |
| 新聞図書費 |
| … |
2. 一覧の範囲に名前を付ける
- 一覧の範囲を、空いている行も少し多めに含めて選びます(例:A2〜A20)。
- 「数式」タブ →「名前の定義」を開きます。
- 名前に
科目リストと入力して「OK」を押します。
3. 入力規則で名前を指定する
- リストを付けたいセル範囲を選びます。
- 「データの入力規則」→「リスト」を選び、「元の値」に次のように入力します。
=科目リスト
これで、一覧の項目から選べるようになります。
項目を後から増やすには
名前の範囲を空いている行まで含めておけば、一覧の空いている行に書き足すだけで、選択肢にも自動で加わります。入力規則を設定し直す必要はありません。
練習用ファイルでは、A2〜A20 に「科目リスト」という名前を付けています。「リスト」シートの7行目以降に科目を書き足して、▼ を開いてみてください。
💡 空いている行も範囲に含めると、▼ の一覧の下に空白が表示されます。気になる場合は、範囲をちょうどの大きさにして、項目を増やしたときに「名前の管理」から範囲を広げます。
一覧にない値を入れたいとき
入力規則のリストを付けると、初期設定では一覧にない値を入力したときにエラーが表示されます。一覧にない値も入力できるようにしたいときは、「データの入力規則」の「エラーメッセージ」タブで「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」のチェックを外します。
ラクスプのテンプレートでは、この設定にしています。そのかわり、経費集計テンプレートでは一覧にない科目が入力されたときに「要確認」と表示するチェック欄を用意しています。
まとめ
- ドロップダウンリストは「データ」→「データの入力規則」→「リスト」で作る
- 項目が少ないときは、元の値に半角カンマ区切りで直接入力する
- 項目が多い・増えるときは、別シートの一覧に名前を付けて
=名前で指定する - 名前の範囲を空き行まで含めておけば、書き足すだけで選択肢が増える