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Excelでドロップダウンリスト(プルダウン)を作る方法|項目を後から増やせる作り方も

公開:2026/10/24

経費の科目や支払方法のように、決まった言葉を毎回入力する列にはドロップダウンリスト(プルダウン)が便利です。入力が速くなるだけでなく、「通信費」と「通信料」のような表記ゆれを防げるので、あとで集計するときにも役立ちます。

この記事では、ドロップダウンリストの作り方を2つ紹介します。

📄 練習用ファイル(ドロップダウンリスト)
記事の2つの方法を設定済みです
ダウンロード(.xlsx)

方法1:項目を直接入力する(項目が少ないとき)

支払方法のように、項目が少なく、あまり変わらないものに向いています。

  1. リストを付けたいセル範囲を選びます(例:B2〜B11)。
  2. 「データ」タブ →「データの入力規則」を開きます。
  3. 「入力値の種類」で「リスト」を選びます。
  4. 「元の値」に、項目を半角のカンマで区切って入力します。
現金,クレジットカード,銀行振込
  1. 「OK」を押すと、セルの右に ▼ が出て選べるようになります。

⚠️ 区切りは半角の「,」です。全角の「、」や「,」で区切ると、全体が1つの項目として扱われます。

方法2:別シートの一覧から選ぶ(項目が多い・増えるとき)

経費の科目や取引先のように、項目が多いものや、あとから増えるものに向いています。

1. 一覧を作る

別のシート(例:「リスト」シート)のA列に、項目を縦に並べます。

A
科目
通信費
消耗品費
新聞図書費
…

2. 一覧の範囲に名前を付ける

  1. 一覧の範囲を、空いている行も少し多めに含めて選びます(例:A2〜A20)。
  2. 「数式」タブ →「名前の定義」を開きます。
  3. 名前に 科目リスト と入力して「OK」を押します。

3. 入力規則で名前を指定する

  1. リストを付けたいセル範囲を選びます。
  2. 「データの入力規則」→「リスト」を選び、「元の値」に次のように入力します。
=科目リスト

これで、一覧の項目から選べるようになります。

項目を後から増やすには

名前の範囲を空いている行まで含めておけば、一覧の空いている行に書き足すだけで、選択肢にも自動で加わります。入力規則を設定し直す必要はありません。

練習用ファイルでは、A2〜A20 に「科目リスト」という名前を付けています。「リスト」シートの7行目以降に科目を書き足して、▼ を開いてみてください。

💡 空いている行も範囲に含めると、▼ の一覧の下に空白が表示されます。気になる場合は、範囲をちょうどの大きさにして、項目を増やしたときに「名前の管理」から範囲を広げます。

一覧にない値を入れたいとき

入力規則のリストを付けると、初期設定では一覧にない値を入力したときにエラーが表示されます。一覧にない値も入力できるようにしたいときは、「データの入力規則」の「エラーメッセージ」タブで「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」のチェックを外します。

ラクスプのテンプレートでは、この設定にしています。そのかわり、経費集計テンプレートでは一覧にない科目が入力されたときに「要確認」と表示するチェック欄を用意しています。

まとめ