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ExcelのEOMONTH関数で支払期限を自動計算|月末締め翌月末払い・20日締め・土日の前倒しまで

公開:2026/10/24

請求書を作るたびに「翌月末っていつだっけ?」とカレンダーを見ていませんか。ExcelのEOMONTH(エンド・オブ・マンス)関数を使えば、支払期限を自動で計算できます。

この記事では、よくある支払条件ごとの式と、支払日が土日のときに前の平日にずらす方法を紹介します。

📄 練習用ファイル(支払期限)
記事の式がすべて入っています
ダウンロード(.xlsx)

EOMONTH関数の形

=EOMONTH(開始日, 月数)

「開始日から○か月後の月末の日付」を返します。月数が0なら同じ月の月末、1なら翌月末、2なら翌々月末です。

2月が28日まで、4月が30日まで、といった月ごとの違いはExcelが自動で計算してくれます。

支払条件ごとの式

A2セルに請求日が入っているとします。

支払条件式
月末締め翌月末払い=EOMONTH(A2,1)
月末締め翌々月末払い=EOMONTH(A2,2)
月末締め翌月10日払い=EOMONTH(A2,0)+10
20日締め翌月末払い=EOMONTH(A2,IF(DAY(A2)<=20,1,2))

練習用ファイルでの結果は次のとおりです。

請求日翌月末翌々月末翌月10日20日締め翌月末
2026/1/152026/2/282026/3/312026/2/102026/2/28
2026/1/312026/2/282026/3/312026/2/102026/3/31
2026/12/102027/1/312027/2/282027/1/102027/1/31

ポイントを2つ説明します。

支払日が土日なら前の平日にする

支払期限が土日にあたる場合は、前の平日に前倒しするルールの会社もあります。そのときはWORKDAY関数を組み合わせます。

=WORKDAY(EOMONTH(A2,1)+1, -1)

「翌月末の次の日(翌々月1日)」から、平日を1日さかのぼる、という意味です。翌月末が平日ならその日、土日なら直前の金曜日になります。

請求日翌月末土日なら前の平日
2026/1/152026/2/28(土)2026/2/27(金)
2026/4/152026/5/31(日)2026/5/29(金)
2026/12/102027/1/31(日)2027/1/29(金)

WORKDAY関数は、そのままでは土日だけを休みとして扱います。祝日も避けたいときは、祝日の一覧を別の場所に入力して、3つ目の引数にその範囲を指定します(例:=WORKDAY(EOMONTH(A2,1)+1,-1,$H$2:$H$20))。

よくあるつまずき:日付ではなく数字が出る

EOMONTH関数を入れたセルに「46081」のような数字が表示されることがあります。これは日付のシリアル値(Excelが内部で使っている日付の番号)で、計算結果は合っています。

セルの表示形式を「日付」に変えれば、2026/2/28 のように表示されます。曜日も出したいときは、ユーザー定義で yyyy/m/d(aaa) と指定すると「2026/2/28(土)」の形になります。

テンプレートで使いたい人へ

この記事の式は、ラクスプのテンプレートでも使っています。

まとめ